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- 本当に正しいスキンケアとは何なのか?
様々な美容情報が氾濫し、消費者は何が正しいのかを見極めるのが困難です。
人の肌はとても優秀な貯水機能を持っていて、それは表皮の角質層が鍵を握っています。しかし、この角質層は薄くなりすぎると肌の保水力が低下して敏感肌、乾燥肌、脂性肌、肌荒れなどのトラブルを引き起こします。ピーリングをしたり、こすったり、無理に角質をはがす行為は肌への虐待です。また合成界面活性剤も角質層のバリア機能を壊してしまいます。
正しいスキンケアとは、強くしなやかな角質細胞を育てるということ。角質細胞の自家保湿成分を守れば、自ずと潤い溢れた健やかな肌に育ちます。
角質層は表皮の一番外側にあり、角質細胞がまるでパイのように何層にも重なって成り立っています。
角質細胞内のNMF(水分)と角質細胞同士をくっつけるセメントの役割をしているのが細胞間脂質(油分)です。この二つが混ざり合ったものを自家保湿成分と呼び、強力に肌を保護しています。
自家保湿成分は化粧品の100倍もの保湿力があると言われています。
自家保湿成分をこすり落として、化粧品で補うことは全く無意味なことなのです。皮脂は洗い流してしまってもすぐに再生しますが、自家保湿成分は一度損なわれると、4~5日は再生しません。
毎日毎日間違ったスキンケアを続けることで、自家保湿成分が分泌される間がなく肌はどんどん乾燥し、バリア機能を失っていきます。
肌の保湿の90%以上を担うといわれている自家保湿成分を守るポイントは3つです。
- 角質層はわずか0.02mmの薄い層ですので、ちょっとした刺激でバリア機能は壊れ自家保湿成分は損なわれてしまいます。
洗顔時も化粧品塗布時も、絶対にフェザータッチで行ないましょう。 - 合成界面活性剤は強力な脱脂力と洗浄力で皮脂膜を取り除き、角質層に付着、残留し角質層の細胞間脂質を溶かしていきます。わかりやすくいうと、角質細胞(タイル)を引っ付けている細胞間脂質(セメント)が溶かされてしまい角質細胞(タイル)が剥がされ隙間だらけになってしまいます。肌の保湿成分はどんどん蒸発し、有害物質や、細菌等が侵入しやすくなります。
お肌の健康は洗顔から。洗顔料は天然の無添加の石鹸を使用しましょう。 - 自家保湿成分の主たる成分はアミノ酸(水分)と細胞間脂質(油分)です。
水分と油分は決して混ざり合うことはありませんが、肌は油分が水分を包み込んで貯水する構造になっています。
Fスキンケアシリーズの主成分である『フコイダン』は親水性と親油性の相反する性質を併せ持っています。だから肌と馴染みやすく、肌を保護する薄いベールとなってひろがります。肌内部の水分蒸散を防ぐとともに、異物の侵入を阻み肌を健やかに保ちます。